
原作の背景概要
このお話は今から約150年前、産業革命が円熟期を迎えつつあるイギリスで生まれました。電気機関車や写真機など常識を一変させる発明、そしてその普及が相次ぎ、生活が夢の様に変化した時代です。
本文には多数のナンセンスな言葉遊びがいっぱい。挿入された詩や童謡の多くは当時よく知られていた教訓詩や流行歌のパロディと言えます。ルイスキャロルは、当時イギリス児童文学を支配していた教訓主義に風穴を空けたかったのかもしれません。そして、今回かかしシャドウプロジェクトが作品作りのベースにさせて頂いたのは、なんと文豪菊池寛と芥川龍之介による翻訳作品です。
作品の見どころ
ふしぎの国に登場する様々なキャラクター、それに負けない個性豊かでいつも前向きなアリス。多様性が求められ、個の尊重・自律へと向かう変化のなか、アリスの姿は「新たな価値と創造」を生み出し、そこには現代を生きる子どもたちへの「生きるヒント」が隠されているのかもしれません。
歌とダンス。美しさとダイナミクス!異世界を表現する色とりどりの影絵。そして、俳優、人形、影絵によって演じ分けられる影絵劇ならではのアリスの世界。かかしシャドウプロジェクトが、光と影を巧みにあやつり、鮮やかなワンダーランドを描きます。
作品のあらすじ
ある日、アリスはお姉さんと一緒に散歩に出かけました。そこで懐中時計を持って目の前を走っていく白ウサギを見かけます。
その白うさぎを追いかけて穴に落ちてしまったアリスは、ふしぎな世界へまっさかさま。
おかしな世界でアリスが出会うのはイモムシ、お帽子屋、女王様にチェシャー猫といった、一癖も二癖もあるキャラクターばかり。さぁ、アリスと一緒にふしぎな世界の冒険へ出発です!




