
原作の背景概要
誰もが知っている本作品は、イギリスの伝承童話です。この童話が初めて文字になったのは、1734年ですが、いろいろなバージョンのお話があります。もっともよく知られている作品はジョセフ・ジェイコブスが、1890年に編さんした、イギリスの童話集に入っている、「ジャックと豆の木」です。ただ、どのバージョンにおいてもジャックが豆の木を登ったことで、一連のエピソードが次々と起き、それまでのジャックの生活を一変させていくことになります。

作品の見どころ
撒いた豆が一晩でぐんぐん伸びて雲の上にまで達するなんて、まさに非現実。非現実的表現こそ影絵の得意技です。お楽しみに。
この作品には巨大な人食い鬼が出てきます。ジャックの何倍も何十倍も大きな鬼です。とてもスクリーンには収まりません。そんな鬼をどう表現しているのか!?まさに、これこそ影絵の特性を活かした表現。それは見てのお楽しみ。
シーンを盛り上げる楽しい音楽。
この作品の音楽を作曲されたのは、かかしシャドウプロジェクト作品ではお馴染みの石川洋光さん。小学校作品だと、「長靴をはいたねこ」「三枚のおふだ」のゆかいな歌の数々や、「宝島」の雄壮なオープニング曲などを思い出す方も多いでしょう。「ジャックと豆の木」も楽しい親しみやすい音楽がいっぱい。作品を観たあるお子さんは、家に帰ってからも「ジャックが登る♪ジャックが登る♪」とエンドレスでジャックの歌を歌っていたそうです。


作品のあらすじ
イングランドの田舎にジャックという少年が母親と2人、まずしく暮らしていました。ある日、母親は、ミルクの出なくなった牝牛を市場で売ってくるようジャックに言います。ジャックは途中で会った、小柄な男(実は妖精)が持っていた”魔法”の豆5粒と牝牛を交換してしまいます。帰宅したジャックは、嬉しそうに牛と豆5粒を手に入れたことを母親に伝えますが、呆れて怒った母親は豆を窓の外へ投げ捨ててしましました。
ところがです!翌朝、豆は巨大な木になっていました。ジャックは豆の木を登っていき、雲の上にある巨大な人食い鬼の屋敷にたどり着きます。そして屋敷の中で隠れていたジャックは、鬼が寝ているすきに金貨の袋を取って、木を伝って地上に戻ります。するとなぜか豆の木は消えてなくなってしまいました。この先何が起きるのか?お話はどんどん盛り上がっていきますが、続きは是非作品をご覧ください!ご検討くださいね。





